近未来の自動車のボディー素材

私たちは、自動車のボディーは鉄やアルミなどの金属で無ければならない既想概念を持っています。確かに、ガソリンや軽油などを燃料とする内燃機関は、駆動力を得る為の燃焼で膨大な熱量を発する為に耐熱性の高い金属製のボディーが必要とされて来ましたが、電気自動車では高出力モーターを駆動力とするので、放出される熱量も非常に小さい為に金属製のボディーの必要性が無くなります。更に、電気自動車は、大きな内燃機関と燃料タンクのスペースを確保する必要が無くなる為に、現在の様な箱型では無くもっと自由なデザインが可能になります。現在、最も期待されている可塑性CFRPと呼ばれる炭素繊維複合材料は、炭素繊維をベースにした樹脂複合材料です。

可塑性CFRPの重量は、鉄の約4分の1の軽く、引っ張り強度は鉄の10倍、弾性強度は7倍を有しており、航空機業界やレース車両などに用いられています。加えて、金属疲労などの破断の心配も無く長期にわたる振動に対して非常に高い疲労特性を示し、化学的にも安定しておりサビず、線膨張係数も小さく耐熱性にも優れています。可塑性CFRP、高価な事や成型に時間がかかる事が大きな弱点とされて来ましたが、現在では熱可塑性樹脂を利用する事で成型時間が1分と短縮されています。その為に、大量生産される大衆車へのフィードバックが可能となり、車両重量を大幅に軽減し飛躍的な燃費の向上などが期待されています。

又、2014年に市販化された燃料電池自動車に搭載されている水素タンクにも炭素繊維が用いられています。24時間のレンタカーのことならこちら

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